日立市で「シニアライフを心豊かに生きる」ことを目指し活動しているボランティアグループ

楽習会2616

楽習会 歴史講座(水戸学の系譜とその時代への影響)2616

 日立市郷土博物館館長の小松徳年氏を講師としてお招きし、水戸学の系譜とその時代への影響についてお話しいただいた。
 藤田幽谷は若干17歳にして時の老中、松平定信の下問に対し、「論語」を引用した「正名論(せいめい論)」を答申。「正名」とは「名分(めいぶん)を正す」という意味。「名(めい)」とは「社会的立場」、「分(ぶん)」とは「立場にふさわしい行動」を言う。これは天皇を頂点とする国家体制で、天皇-将軍-藩主-家臣-農・工・商-子-孫…のそれぞれが「名分」を正せば、国家体制は万全であるとする考え方。幽谷の弟子、会澤正志斎はその著「新論」において、「国体」と「尊王攘夷」の思想について論を展開。この思想は後に吉田松陰らにも引継がれ、多くの松陰門下生が重要職に就いた明治政府による国家体制の制定と運営に大きな影響を及ぼしたことを知り、水戸学とそれを構築した多くの水戸学者の偉大さと歴史の悠久さに思いを馳せる一日であった。

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豪快な文字で板書しながら、熱っぽく解説する小松講師

参加者:38名 

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